預金者を無視した金融商品と銀行の対応!
msnトゥディでこんなのが出てました。
預金者を無視した金融商品と銀行の対応!
http://
読んでいただければどういうことかすぐわかります。
そして残念ながらこんなことは日常茶飯事のようです。
少なくとも私はこれと個人年金保険の2大巨悪を幾度となく勧められてきました。
(そんなの勧めてくる担当者は容赦なく替えてもらいますけどね。
担当者がノルマを見ているか顧客を見ているか測る”リトマス試験紙”としては良いです。)
この記事に補足するとすれば、
「そして残念ながらこのような商品をほぼ全ての銀行が投入してきているという事実です。」
あ、あと、この金額だとペイオフもありますね。あれ?外貨預金はそもそもペイオフ対象外だったかしら?(私からすると一顧だにする価値も無い商品なので忘れました。)
また、金融屋さんの立場からすると、
「このような馬鹿げた商品を売る銀行はボイコットするぐらい消費者の知識が向上しないと、真に顧客のことを考える銀行は出てこないでしょう。
だって、毟っても苦情の一つもないのですから。しっぺ返しを喰うようにならなければ、誰だって自分のノルマの達成と出世のほうが大事なのは当たり 前でしょう? 銀行のノルマのキツさは、高杉良の「小説、巨大証券」モデルの某社、ノルマ証券と名高いあの会社にもおそらく劣りません。
正直、客に誠実な営業は報われませんよ、現状では。」
もう一つ金融屋さんから、
この記事では「為替予約付き預金」を悪し様に言っていますが、商品自体に罪はありません。
オプションを売って、それが一見利息に見えるだけ(そう見えるから性質が悪いといわれるとその通りですが)で、オプションを売ってオプション料を受け取るというのはごく真っ当な金融取引です。
まぁ、一般の人はそんなこと知ろうとしませんから、市場で売却したオプション料からかなり手数料をムシって利息とするのですけれどね。
もう一つ、オプションの売りというのはかなり相当リスクの高い行為なので、通常は相当な資金力と確固たる相場観のある人しかやりません。
とはいえ、現状では個人がオプションの売りをやろうとするとこの商品ぐらいしかないのも事実です。
あ、あと、記事では「円高になったときの損失は無制限!」とありますが、これは正確ではないです。リスクは通常の外貨預金と同じと言っていいと思います。
相対通貨が米ドルやユーロの場合はハイパー・インフレのリスクもほぼないので、まぁせいぜい最悪で半値ぐらいではないでしょうか。
高金利通貨の場合は利息収入である程度為替差損を取り返せますし(銀行の外貨預金は利息が低すぎで難しいですが)。
個人的には、こいつよりも、為替のFX取引のほうがよっぽど問題だと思っています。(強制ロス・カット・ルールがあるものの、不測の事態にはそれ こそ損失は無制限レベルです。だって、借金をして相場を張っているのですから。個人投資家の投資は基本的に自己資金でやるべきものです。)
……あー、こんな知識も本来はカネとってアドバイスする事項なんですけれどねぇ。。。
だって、私もこれ、そのまんま経験して、うん百万のロスこさえて、精神を削って、ギリギリ痛む胃と闘い、自己資金と膨大な時間を投入して身に着けてきたんですよ? それをタダ取りしようとするのは虫が良過ぎです。
いや、世の風潮を憂いているからボランティアで書いているのですけれどね。
(でも、全部は書いていないです。より詳しい話を聞きたければコンタクトをどうぞ。格安で承ります。今後10年レベルで見たとき、絶対聞いておい たほうがいいレベルの知恵はご提供いたしますよ。ムリにとは言いませんけどね。そういう目先の数千円を惜しむ人は勝手にロスこさえてください。)
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home