日曜日, 9月 17, 2006

映画【トンマッコルへようこそ】

諸君、私はハッピーエンドが好きだ。
諸君、私はハッピーエンドが好きだ。
諸君、私はハッピーエンドが大好きだ。

……なのですが、この映画は安易なハッピーエンドに終わらなくてよかったと思うのです。

公式HPから抜粋すると
トンマッコルとは、「子どものように純粋な村」という意味の架空の村名。
人々はいつも笑顔で暮らし、自給自足、争うことのない平和な生活を送っています。
舞台は1950年代。朝鮮戦争の最中、偶然に連合軍、韓国軍、人民軍の3組の兵士たちが、
この世のユートピア“トンマッコル”に迷いこみます。
敵意をむきだしで睨み合うこと続ける彼らに、憎み合うことのバカバカしさを教えたのは、
トンマッコルの住民たちでした。 兵士達は歌いながら一緒にじゃがいもを収穫し、
気分転換に草ソリを楽しみ、お祭りで大いに騒いで、人間本来の心豊かな生活が送れるようになります。

という物語。

しかし、そんなトンマッコルにも、戦争の響きが、、、
迫りくる爆撃に対して、兵士たちは彼らのユートピアを守るための戦いに赴きます。

そんな、お話。

彼らはその望みを遂げました。だから、ハッピーエンドかもしれません。
思えば、そういうところ、これまた私の大好きなヴィジュアルノベル
Atlach-Nachaもそうでした。銀という「兄様」に対する初音の愛憎。
初音という「姉様」に対する奏子の愛情。
人間性を失っていた主人公の、人間性の回復というストーリー展開も、似てますね。

う~ん、、、ホントは、私、ハッピーエンド主義者のはずなんですけれどねぇ。
「だって……お話の中でくらい、ハッピーエンドが見たいじゃないですか
 幸せな結末を夢見て、物語が生まれたんだと、私は思ってますから
 ……なんて、ちょっと、かっこいいですよね」
あぅ、でも、この台詞の主の栞も、あゆの犠牲の上に自らの奇跡があると「知っている」から
あんまり素直なハッピーエンドではないですよね。。。

でも、やっぱり、素直にハッピーエンドであって欲しくもあるのですよ。
【それでも君は微笑うから】
http://soratobu.where-i.net/kanon-01.html
のカノン君とか、
【Another Love Stories】
http://homepage2.nifty.com/Milchstrasse/
のヤンてーとくとか。

うん。ハッピーエンドは、良いです。